1月の雑学/元日と元旦、初夢

元日と元旦、初夢


しきたりやマナーは、先人からいただいた大切なギフト。ものを贈ることだけでなく、先人から受け継いだものを後世に残していくことは最高のギフトになりますね



元日と元旦


■ 【四方拝】にちなんで【四方節】と呼ばれ、祝祭日の四大節( )の1つとされてきた皇室行事でした

1948年国民の祝日に関する法律(祝日法)が公布・施行
四方節に代わって「年のはじめを祝う」ことを趣旨とする国民の祝日となります



■ 元日と元旦は違う意味

元日は1月1日の事を指しますが、元旦とは1月1日の朝のこと
ちなみに【旦】という字は地平線から朝日が昇る様子です



初夢


永き世の遠の眠りの皆目覚め 波乗り船の音の良きかな

読み⇒なかきよのとおのねぶりのみなめざめなみのりぶねのおとのよきかな

室町時代頃より、船に乗った七福神の絵に上の回文を書いたものを、枕の下に入れて寝ると良いとされています。 それでも悪い夢を見たときは、その紙を川に流して縁起直しをしました。 回文とは「たけやぶやけた」のように、はじめから読んでも終わりから読んでも同じ文になるもので、良い事がずっと続きますようにと言う意味も込められています(^^)


一富士(ふじ)、二鷹(たか)、三茄子(なすび)

江戸時代頃に、この夢を見ると縁起がよいとことわざにもなっています
駿河の高いもの順 や 徳川家康が好んだもの、ナスは成すの意味など諸説があります


 

初日の出