五大に皆響き有り 十界に言語を具す
ごだいにみなひびきあり じっかいにごんごをぐす
六塵悉く文字なり 法身は是れ実相なり
ろくじんことごとくもんじなり ほっしんはこれじっそうなり「声字実相義」
五大は、「地・水・火・風・空」の自然界のこと
十界は、六道の「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天」と四聖界の「声聞しょうもん・縁覚えんがく・菩薩・仏」を合わせた人間の心理の境地のこと
六塵は、「色・声・香・味・触・法」で人間が外界から受けるすべての感覚
森羅万象、自然界ではみな響き語りかけます。人のあらゆる心の境地では真理を語る言語があり、私たちの感覚は真理を語る文字なのです。すなわち「仏」とは私たちが生きているこの世界のあるがままの姿なのです。
葉の艶やかさ、花の色や香り、風のにおい、水の清さも冷たさも全てはメッセージ
常に五感を研ぎ澄まして自然に敬意を払い自然の理に従うのです。
いつもたくさんのギフトを受け取っている、そう思えてなりません
あらゆることに感謝ですね
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