お酒の消費量が年々減っているのだそうです。下戸なもので、あまり関心がなかったのですが、少し調べることがあって国税庁の統計を見てみました。酒類全般の飲酒量がピーク時は101L(これが多いのかどうかも判断つかないのだけれど…)だったものが、平成26年度には80Lにまで減少。成人人口が増えたにもかかわらず2割も減少してるんですね。
そして、その酒類の内訳で、ビールと清酒の割合がどんどん減少し、代わって増加傾向にあるのがなんとリキュールや低価格の新ジャンル醸造酒などでした(@@)あぁ、リキュールもお酒だったんですね。
・清酒 平成元年 15.7% → 平成27年 6.6%
・ビール 平成元年 71.0% → 平成27年 35.0%
・リキュール 平成元年 1.0% → 平成27年 24.0%
下戸な私がお酒の話というのもなんだか申し訳ないのですが、唎酒は好きなんですよ。手間暇かけて作られたお酒の香りが好きで酒蔵見学も何度も行ったぐらいです(^^) 少しぐらいなら大丈夫なので、お正月と機会があればほんの少しはいただきます。
ところで、お酒にはそれぞれにおいしくいただける温度がありますね。香りのよい大吟醸などは熱燗にすると香りが飛んでしまうので人肌燗と呼ばれる35〜40度程度の温度にするのが最適なのだそうです。ちなみに熱燗向きは本醸造酒や普通酒とのこと
- 本醸造酒 熱燗もOK。45〜50度がベスト
- 純米酒 40〜50度
- 吟醸酒 35〜45度
- 大吟醸 35〜40度
また、燗にもお肉の焼き加減のように燗加減があり、熱燗(50〜55度)以外に上燗(45〜50度)やぬる燗(40〜45度)などがあります。燗にするとお酒のまわりが早いので、つい飲み過ぎたということがなく、また体も温まります。お酒の種類に合わせ、お好みの適温でいただけるといいですね
『冷や』は20〜25度ぐらい
冷酒というと冷たいものをイメージしそうですが、香りを楽しまれる方は冷やで飲むことが多いのだとか。なるほどーです
冷ややぬる燗に 羽根のぐい飲み
一般のガラスは耐熱温度差が60℃なので、耐熱でないガラス器を使う場合は、いったん人肌までグラスを温めてから使うと熱燗温度もOKとなります(^^)v
#熱燗 #ぬる燗
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