気持ちを込めてくださった贈り物、相手の方には感謝の気持ちを込めてお礼をしたいものですね。贈り物は、いただきっぱなしということはありませんが、感謝の気持ちをお伝えし喜んでいただくためにもお返しのマナーは押さえておきましょう。
◆お返しの時期
- 即~1週間以内
贈り物をいただいたら、特に宅配などは無事に手元に届いたお知らせもかねて、すぐにお礼の電話やはがきを出します。「御祝をいただきありがとうございます」など簡単な言葉でも送った側とすれば、安心します。 - 1週間後~1か月以内
金品はできるだけ1か月以内に贈ります。特にすぐにお礼の電話などができなかった場合、相手にとって「贈ったものが気に入らなかったのかも」など気をやきもきさせてしまいます。かといって早すぎるのは、シーンによってはもらうのを想定していたようでなんだか計画的な印象をうけそうです。まずはお礼をお電話で伝えて、1週間後以降にお返しを贈ります。 - 相手が海外出張中とか喪中などタイミングもあり贈ることができないこともありますよね。そういった場合は、相手の状況を考慮
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◆金額の目安
- 基本は半返し
- 品物ではいただいたものの金額がわからない、相手がこちらの物入りの状況を見て大目に包んでくれていたり、お祝い返しを拒否されたときなど、会食やコンペなどのを設けたり、シチュエーションによって検討します。
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◆お返しの名目
- お礼
お祝いやご祝儀の金品をいただいたお礼、贈り物やお土産をいただいたお礼、お世話になった方へのお礼、お見舞いのお礼など。 - お多芽
結納、結婚祝いなどの贈り物を頂いたお礼(関西) - お中元・お歳暮
日頃の感謝のお礼。中元・歳暮はそれぞれに贈る時期があり、日頃のお礼ですから早めに用意します。それでも時期を外した場合は、お中元は「残暑御見舞/残暑御伺」、お歳暮は「寒中御見舞」で対応します。また、お中元やお歳暮は、一回きりということはなく3年は続けるのが一般的。1回きりなら「御礼」の名目でお返しします - 内祝い
結婚・出産・入学・進学・新築・お見舞いいただいて退院や完治した場合。また内祝いはお祝いをいただいた場合だけでなく、本来お祝いごとのあった家がご近所や親戚など親しい人たちと幸せを分かち合うために贈るものです。内祝い=お返しではありません - 香典
※お返しの名目に「お返し」という言葉は使用しません。感謝の気持ちをお伝えすることが目的なので、マナーは大切ですが儀礼的なお返しとならないように気を付けましょう
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