端午の初節句。信玄公の兜オブジェ

桃の節句も終え、今度は端午の節句です。
初節句は、赤ちゃんの健やかな成長と厄除けを願う大切な行事。

それだけに準備にも力が入り、
早い方は1月からお問い合わせいただく方も。

端午の節句飾りの内飾りでは、兜が多いようですね。
鎧はさすがに大きいからかもしれません。

兜は、古代より大切な頭部を守るものとして発展してきたもので、その特性から、持ち主を象徴するものとしてもさまざまな発展を遂げてきました。特に中世の武士の時代より、自身の武や録を誇示するための象徴に、眉庇などにさまざまな装飾物が取り付けられました。
一方、武家では身の安全を願い神社にお参りするときに鎧や兜を奉納する習わしがありました。そんな由来から鎧兜は男児に災いなく健やかに成長するようにとの願いを込めて鎌倉時代から初節句に飾られるようになり、今も引き継がれています。

大切な身を護るもの
そして自身を象徴するもの
ということで、特に好きな武将の兜で自分だけのオリジナルでのオーダーいただくことがあります。
掲載許可いただけたものが非常に少なく、9年前のものになりますが信玄公のものです。
同じものは二度と作らないオンデマンドなので、思い入れも深いようです。

ご子息の初節句記念にオーダー ご子息の初節句記念にオーダー。上部のほうにはあの有名な風林火山の句も