どの場面にも善と悪があることを受け入れることから、本当の意味で人間がたくましくなっていく。病というものを駄目として、健康であることをいいとするだけなら、こんなつまらない人生はない
故樹木希林さんの言葉。懐のとても深いちょっとユニークで温かな人、その存在が勇気になるようなかたでした。物事のとらえ方がすごいですよね
最古の経典、易経の中に「邪を閑ぐ」という言葉があります。どんな人でも正邪の両方を持ち合わせていて、だれしも弱く罪を犯す可能性があるのは自分は邪心などないと思っていたり制御できるのだという甘えがあるから。自分の中のじゃを自覚することがそれを防ぐためにとても大切なことなんですね。
希林さんは、ちゃんと受けとめていて、なおかつそれがある人生を楽しんでいたのだと思います。だからずっと輝いていた。これからもずっと心から尊敬してます。
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