感謝の心は・・・ -キケロの言葉より-

Gratitude is not only the greatest of virtues,
but the parent of all others

感謝の心は最大の美徳のみならず、すべての美徳の起源である
Marcus Tullius Cicero(ローマの政治家・哲学者)

順風満帆な政治家人生も最後は裏切りによって自決したキケロ。推していたポンペイウスとカエサルの対立でポンペイウスが破れ政界を引退せざるを得なくなった。そののちカエサルとの関係は修復したもののカエサルがブルータスによって暗殺されるとカエサルの部将アントニウスはキケロがかかわったのではないかと疑う。アントニウスとの対立により、最後はとらえられてしまう。その指揮官はかつて自分が弁護によって助けたはずのもの。キケロは潔く自決。

その生きざまと残された言葉は広く語り継がれています。しかしながら、Where there’s life, there’s hope(生あるところに、希望もある)という言葉を残したにもかかわらず、自決せざるをえなかったのはなんとも壮絶な人生です。

嫉妬と裏切りは悲劇です

Maccari-Cicero

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