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陰徳陽報ー善因善果

陰徳陽報 いんとくようほう

人に知られないで(陰で)善い行いをすると(徳を積む)、
必ず誰の目にもわかる(陽に)よい報いがあるということ

徳を積むとはよく聞く言葉ですが、ただ善行をすればいいというわけではなく、陰徳というところがポイントです。善い行いをしても「ありがとう」の言葉や感謝を求めてしまうのは陰徳になりません。これ、なかなかに難しいことです。

ギフトに携わっていて思うことです。
贈る側(ご依頼者様)からすると、思いも時間もかけた贈物で先方からのリアクションが何もないと不安になってしまうもの。制作&提供側の私も、お届けした品はご満足いただけたのだろうかととても気になるものです。

ずいぶんと前に施設への寄付をしている方に提供していた際に、その寄付者さんが名前を明かさず寄付をしており、先方のご様子も知ることができなかったんですね。ご本人は徳を積もうなんて思ってやっていることではなく、とても立派な行為なのですが、ふと思ったのは寄付がどのように役に立ったかわかれば、次にはもっと役に立てるものが贈れるのではということ。
ギフトのその後が気になるのも似たような気持ちがあって、もし気に入ってもらえなかったらどうにかフォローしようとか、よりよい関係を築きたいとか無意識のうち心が働いているのではと思うのです。

とはいえ、お礼がなかったとか、せっかく〇〇してあげたのにとか、、、そういった押しつけがましいことは、せっかくの思いを台無しにしてしまうので、そこはこの言葉を肝に銘じたいですね

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旦那、夫、妻、嫁などの知っておきたい使い分け

主人、旦那、嫁、妻など配偶者の呼称はたくさんあり、ご自身が使う場合、相手に対して使う場合、シチュエーションによってなど使い分けとなると、さらに複雑です。

特にビジネスの場では、スマートに使いたいものですよね
それぞれの呼称の意味やシチュエーションなどの使い分け方をご紹介します。

    ■ 女性配偶者

  • ・・・関西ではよく使われるものの、嫁は息子のお嫁さんといった意味合いが強いので、自分の配偶者に対して使うにはふさわしくないと思う人も
  • 奥さん・・・他者へは優しい印象があります。目上の方や公式の場では「奥様」がふさわしいです。一方、自分の配偶者に「さん」づけに異論を唱える人は多いです。
  • ・・・一般的な呼び方で、上下関係がないのでうけいれやすい
  • 家内・・・これも一般的なのですが、年配の方に多いかも。
  • 女房・・・昭和のイメージのある呼び方?
  • 細君・・・年配の方がご自身の妻を呼ぶときに使われます。最近ではあまり聞かなくなったように思います。

 

    ■ 双方の配偶者に

  • つれあい・・・妻夫共に自分の配偶者に対して。「つれあいに先立たれる」といった使い方などあって、長年連れ合ってきた相手を呼ぶイメージです
  • 相方・・・関西に多いパターンで正式な場では避けたほうが良さそう
  • パートナー・・・依存関係がなく、中立的な呼び方。一方で仕事のパートナーや婚姻関係になくても通じることからイメージがつきづらい

 

    ■ 男性配偶者

  • 主人・・・もっとも一般的で正式な呼称。他人や自分の配偶者にも使われます。他人の夫には、”ご”と”様”をつけて「ご主人様」
  • ・・・一般的な呼称で、自分の配偶者に対して使います。妻に対して夫
  • 旦那・・・他人や自分の配偶者に対して使います。他人の配偶者の場合は「旦那様」と敬称も付けます。もともとは面倒を見てくれる敬う相手に対して使っていた呼称ですが、現代では砕けた言い方になっているので、目上の方には使いません
  • 亭主・・・女房に対して亭主で、同じく少し古臭い昭和のイメージ

 

まとめてみると、正式な場(目上の方や公式の場)では

  1. 自分の配偶者に対しては
    「妻」「夫」または「家内」「主人」を使います
  2. 他人の配偶者に対しては
    「奥様」「ご主人様」を使います。「旦那様」も親しい間柄ならOKです(「旦那」は面倒をみたり施しをする人という意味で、昔は主人よりも敬った呼称でしたが、現代では昔とは逆に少し砕けた印象に見られてしまうので、迷ったら「ご主人様」を使うのがよいでしょう)

正式なもので「主人」や「旦那」が使われているのですが、その意味合いから抵抗がある方も多いようです。主人は、仕えるという意味で、男女平等から考えると仕えているわけではないし!と思ってしまうのですね。また、「奥様」であれば、奥に控えているという意味から、他人から奥さんと言われると抵抗がある方がいらっしゃいます。

ご自身の配偶者であれば、上下関係のない「妻」「夫」
他人の配偶者に対してどうしても上下関係のある呼称が一般的なので、相手をみてお名前で呼ぶなど臨機応変に対応されるとよいでしょう

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直心(じきしん)- 禅の言葉より –

直 心 じきしん

禅の言葉で、真っすぐな心、素直な心、ものごとに真正面から向き合うこと。
人それぞれに物事に向き合い方が違い、素直になれず何でも斜に構える人がいるかと思えば、たとえ自分に不都合があっても素直に向き合い学ぼうとする人がいます。

簡単なようで、なかなかできないのが直心。けれど、知識や技術、知恵は真っ向から取り組まないと会得できないのです。

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物事は大切なことほどシンプル。
シンプルがゆえに、当たり前に見過ごしていたり、出来ていると思い込んだり…

たった二文字の言葉に、深く考えてしまいます。
しかし、考えるよりも「向き合うこと」なんですよね

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「ご笑納ください」は目上の人には

お問い合わせより
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最後に付け加える言葉に
「お納めください」や「ご笑納ください」は
おかしいですか?

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以前の記事で、これに関したことを記載していますが、ご質問の方は先様がお世話になった目上の方ということで「ご笑納」は避けたほうが良い言葉です。

  • お納めください
    先方に受け取ってもらい、それをしまっていただく際に使われる敬語です。お礼の品やお中元・お歳暮、記念品などを贈呈するときに使用します。正式な場で価値あるものとしてお贈りするのに使われるものなので、目上の方にももちろん失礼はありません
  • ご笑納ください
    こちらは、「つまらない物ですが笑って納めてください」といった意味合いの言葉で、謙遜ではありますが、大したものではないと軽く前置きしてしまってます。こういったこともあり、目上の方への言葉としては不適切とされています。友人など気軽な関係の方への贈り物に、相手に気を使わせない配慮として使うにはよいでしょう

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瑠璃色の百合のグラス

青がお好きな方は多いですね

お問い合わせで、青がお好きな方への贈り物として青のグラスを探されていたおり、切子に使われる被(き)せガラスを彫った百合のグラスがアンティーク調でよいとのことでした。

いろいろお話を伺っていると、青が好きというだけでなく、ブルーグラスでいただく水がエネルギーの浄化をするので良いからと。スピリチュアルで進められているブルーソーラーウォーターのことです。作り方は、インディゴブルーのボトルかグラスに水を注ぎ(金属以外のコルクやラップなどでふたをする)、1時間以上太陽の光のもと置いておきます。これで太陽の光をチャージし、ブルーの色の効果がエネルギーを浄化してくれます。赤だといろいろ調べてみるとガラス全体がインディゴブルーを推奨されていました。

被せガラスは、二色以上の層になっていて彫ると下の層の色が見えます。写真のグラスは、背景の白っぽいところは地色のスキ(透明)ガラスで上層の瑠璃色のガラスが削られてしまった状態です。全体的なインディゴブルーではなくなってしまっているので、多分ブルーソーラーウォーターには向いてませんね。

結局のところ、「好き」を優先して彫刻工芸グラスに決定。でも少しだけでも効果あるかもと百合ではなくたくさん瑠璃色を残せるデザインにしました(^^)

先様が気に入って使ってくださることが一番
それにプラスαがあれば、ちょっと得した気分になれますね

ゆり

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森羅万象、全てはメッセージ

五大に皆響き有り 十界に言語を具す
ごだいにみなひびきあり じっかいにごんごをぐす
六塵悉く文字なり 法身は是れ実相なり
ろくじんことごとくもんじなり ほっしんはこれじっそうなり

「声字実相義」

五大は、「地・水・火・風・空」の自然界のこと
十界は、六道の「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天」と四聖界の「声聞しょうもん・縁覚えんがく・菩薩・仏」を合わせた人間の心理の境地のこと
六塵は、「色・声・香・味・触・法」で人間が外界から受けるすべての感覚

森羅万象、自然界ではみな響き語りかけます。人のあらゆる心の境地では真理を語る言語があり、私たちの感覚は真理を語る文字なのです。すなわち「仏」とは私たちが生きているこの世界のあるがままの姿なのです。

葉の艶やかさ、花の色や香り、風のにおい、水の清さも冷たさも全てはメッセージ
常に五感を研ぎ澄まして自然に敬意を払い自然の理に従うのです。
いつもたくさんのギフトを受け取っている、そう思えてなりません

あらゆることに感謝ですね

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架空の文字彫刻

手書きされた文字を彫刻してほしいと依頼されたものです。
どこかの言語かと思い伺うと、架空の言語なのだそうです
架空の文字でメッセージのご依頼というのは、十数年たってもこのご依頼のみです。

人にはわからないけれど、通じる相手にだけわかるメッセージ
なんだか素敵ですよね♪

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仏つくって魂(眼)入れず

仏つくって魂入れず

「苦労して仕上げた仏像も魂を入れなければ、単なる木や石に過ぎない」という意味のことわざで、「せっかく良いものを作っても、肝心なものが抜け落ちていれば、仕事も成果は得られず努力もむだになる」ということです。「仏作っても開眼せねば木の切れも同然」という言葉にある開眼は仏に魂を込めること。

私たちが提供するガラスギフトは単なるものにすぎません。どんなに一生懸命に丁寧に仕上げても、そのギフトの贈り主(ご依頼者)の思いが込められていなければ、単なるガラスなのです。言葉も同じように感じています。言霊と言われるように一つ一つの言葉には霊力がありますが、それを使う人の思いが込められてこそ生きていく言霊なのではないでしょうか。ガラスに彫るためにお預かりした思いいっぱいのメッセージを見ていて、そう感じます。

魂を込めることはとても大切なこと。ただし、適当に仏像を作って魂を込めればよいのかと言えばそうではありませんね。作るときも魂を込めることを考える必要があります。

そのことを日々感じて思いを込めてギフトを作り
ギフトをされるご依頼者さま方にも、そのギフトに安心してさらに思いを込めれるようにしていきたいものです

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やったことがないものに対して悔いがあるもの

「87歳の女子大生~学ぶのに遅すぎるということはない」という短編動画に、死の直前まで人生を謳歌していたおばあちゃんの生き生きとした言葉がたくさんつづられていました

歳をとることと成長することは違うの。成長することは、今まで経験したことがないことを経験していくことだと思うの。多くの高齢者はやったことに対しては後悔しないけれど、やったことがないものに対して悔いがあるもの。

このお話の後にベッドミドラーのローズを歌ったそうです

私の大好きな歌です
日本語の訳もとっても素敵だったので

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初めてのビジネスギフトでどうしたらよいか

お問い合わせより

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こういったお祝いは初めてなので
包装とかメッセージとかどうしてよいのかわかりません。
教えていただけますか

(取引先の就任お祝いにロゴ入りグラスをご依頼)

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ご依頼者様は、取引先様の子会社的な会社で、就任された方は担当者の上司とのことでした。ですので畏まったもののほうが良いとのことで、包装はのし包装。
彫刻内容は相談の結果、お相手様のお名前やメッセージよりも記念となるようにしたいとのこと。ロゴデーターもあるので、先様のロゴとご就任記念の日付と「祝 社長御就任」の文字だけとなりました。

熨斗については こちらから↓↓↓

子供のころは友達の誕生日や母の日・父の日、クリスマスなどでプレゼントを贈ることが多かった方も、ビジネスシーンとなるとギフトの不安は多いようです。ビジネスシーンでもパーソナルなものと同様に様々なシーンでギフトを贈る機会は多いです。

ビジネスシーンでの贈るギフトで多くの方が心配されるのがマナー
贈ったものが喜ばれるかよりも、マナー違反と思われるほうがより心配なのですね。
それもそのはず。取引上のお相手だと、常識がないと思われれば、今後のビジネスでも「信用して任せられない」と思わせてしまうかもしれませんし、せっかくのご縁を間違った対応で台無しにしてしまうかもしれません。

しかしながら、こういう大切なギフトだからこそ、相手様に喜んでいただければ、ご縁が深まったり信頼が高まることもあり。喜んでいただくために大切なことはマナーはもちろんですが、忘れてならないのは「思い」でしょう。思いが欠ければ、どんなにマナーがよかったとしても、ただの儀礼的なものとなってしまいます。

私たちにとっても初めてのシーンはたくさんあります。一緒に考えて喜んでいただけるようにしたいです

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