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還暦のお祝いに込める思いの参考に

医学の発達していなかった時代、人生50年といわれ還暦に当たる60歳は、長寿と言われていました。けれど、平均寿命がずいぶんと伸びた現代では還暦を迎えられた方も社会の第一線で活躍される現役の方がほとんどで、お年寄りのイメージからほど遠いです。

■還暦は何を意味する?
60年は干支が一巡したもの。
本来『干支』とは、十干十二支の組み合わせの、甲子(きのえね)から始まり、癸亥(みずのとい)までの60年をさしており(単純に今年は申年で~というのは、12支を指しています)、生まれ年から60年たつと同じ干支に戻ることから、人生60年を一巡という意味で「還暦」と呼ぶようになったのですね。同様の意味から、「本卦還り」ともいいます。

■還暦のお祝い
還暦祝いというと赤いちゃんちゃんこを着てお祝い というのがあります。これは干支を一巡し赤ちゃんに戻るということからできたならわしで、また赤は厄除けにもなるのですね。人生の節目は災厄に見舞われやすいので、ご長寿祝はそのめでたい節目をお祝いには厄払いの願いも込められています。
ということから、還暦祝いには赤い色のものが良いのです

■思い
赤ちゃんに還るといっても、様々な知識や経験を積みながら人生を一巡されるわけですから、第二の人生は新たな気持ちでその知識や経験を元にはじめられることができる素晴らしいスタートです。ですが定年を迎え、今まで積み上げてこられたものや共に汗した仲間たちから離れる寂しさは多々あると思います。
れまでの経験や実績に対して最大の敬意を払い、素晴らしいスタートに拍手を贈りたいものですね
永年の功労に感謝の言葉をいれてみませんか
↓ ↓ ↓  支えてくださった奥さまにも

てびねりメッセージグラス
てびねりメッセージグラス

ポンテ跡

吹きガラスを依頼するとガラスの中央に小さな傷のような丸い跡が残っています。

これはポンテ跡といわれるものです。吹きガラスは吹き竿でとった硝子のタネに吹き込み、モール型などを使って形作ったり、口を広げたり模様をつけたりして形を作っていきます。その際、吹き竿からポンテ竿と呼ばれる空洞のない竿に付け替えます。

その際、ガラスの底の中央には橋渡しをするための接着剤として小さなガラス種を使用します。このガラス種のことをポンテといいます。最終的にはガラスから切り離すのですが、そのあとが残るんですね。ポンテとはイタリア語で「橋」を意味します。熟練された職人さんは、微量のガラスだけで竿に付け替えるので鉄ポンテともいわれるそうです。

いずれにしても、あとは残ります。
このポンテ跡、きれいに削って磨いたり、手を切らない程度に削るだけにしたりと作家によって処理が違ってます。ある作家さんは、今ポンテ跡を処理をしないでいかにきれいに残すかが腕の見せ所と話されてました。

おへそのようで、残しておくのも良いですよね!
ですが、サンドブラストで彫刻する際に、ポンテ跡が非常に邪魔になることがあるんですね。それで跡形が無いように磨いてもらうのです。

この写真のものはシリーズで吹いてもらったものの一つ。
底面にはサンドブラストの彫刻はありませんが、シリーズのため同じように磨いてもらいました
小鉢

薄く彫られたガラス工芸

昨日のお問い合わせより
彫るというよりは薄ーく削るといった感じのぼかし彫刻。背景が暗いところで光に当てると輝いて見えますが、水にぬれるとほとんど見えなくなるもの。背景が明るいところでもわかりやすい、しっかり彫り込まれた作品を好む人が多いのですが、その繊細さがいいのだと。人の好みは様々ですね。

写真は10年ほど前のご依頼品です
水の華

蔓の縁起

事務所近くの大きな家の奥さまは庭の手入れが日課。
ベランダの柵にはわせたツタの葉はこの陽気であっという間に柵が見えないほどに。でもこまめに手入れされてるので、とても美しいのです。

ツタの繁茂力はすごいですよね。
蔓系のものはその繁茂力や強く絡み合いながらも、どんどん伸張することから隆盛繁栄、子孫繁栄のシンボルとして、 またその生命力の強さから長寿などの縁起に、それに「 縁をつなぐ 」とも言われて重宝されているモチーフで、アトリエピジョンでもよく使用されているのです。

唐草模様も蔓系ですね。ということで、身近なものを見渡してみると、蔓系のものがかなりたくさんありました。知らないうちに縁起もらってたかもしれません(*^^*)

和ガラスセット ほおずき

和ガラスセット(ガラス彫刻工芸作家:東條裕志氏作)