権威ある賞は、長年の労苦と積み重ねがあってこそ。ただ単に労苦があってもなかなか認められるものではないですね。実績とその実績に対しての評価も大切なもの
本当に素晴らしいことです。
彫りながら、積み重ねって大事だよねと何度も思いました。
ご依頼いありがとうございました。
そして、さらなるご発展お祈りしています
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馬はとても縁起の良いもので、カッコよさもあって人気がありますね。このサラブレッドのグラスの底に、さらに縁起アップの馬蹄が彫られています
馬蹄のモチーフは、馬ほどはないものの、よく見られるのではないでしょうか。インテリアの飾りだけでなく車のアクセサリーやネックレスにまでなるほど人気のあるモチーフで、その縁起も多岐にわたります
各国での縁起
U字を上に向けると幸運うけとめ貯めやすい、横向ければ魔除けだけど、
横向きはお隣さんにも幸運おすそ分けって意味ではどうでしょうか(*^^*)
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お酒の消費量が年々減っているのだそうです。下戸なもので、あまり関心がなかったのですが、少し調べることがあって国税庁の統計を見てみました。酒類全般の飲酒量がピーク時は101L(これが多いのかどうかも判断つかないのだけれど…)だったものが、平成26年度には80Lにまで減少。成人人口が増えたにもかかわらず2割も減少してるんですね。
そして、その酒類の内訳で、ビールと清酒の割合がどんどん減少し、代わって増加傾向にあるのがなんとリキュールや低価格の新ジャンル醸造酒などでした(@@)あぁ、リキュールもお酒だったんですね。
・清酒 平成元年 15.7% → 平成27年 6.6%
・ビール 平成元年 71.0% → 平成27年 35.0%
・リキュール 平成元年 1.0% → 平成27年 24.0%
下戸な私がお酒の話というのもなんだか申し訳ないのですが、唎酒は好きなんですよ。手間暇かけて作られたお酒の香りが好きで酒蔵見学も何度も行ったぐらいです(^^) 少しぐらいなら大丈夫なので、お正月と機会があればほんの少しはいただきます。
ところで、お酒にはそれぞれにおいしくいただける温度がありますね。香りのよい大吟醸などは熱燗にすると香りが飛んでしまうので人肌燗と呼ばれる35〜40度程度の温度にするのが最適なのだそうです。ちなみに熱燗向きは本醸造酒や普通酒とのこと
また、燗にもお肉の焼き加減のように燗加減があり、熱燗(50〜55度)以外に上燗(45〜50度)やぬる燗(40〜45度)などがあります。燗にするとお酒のまわりが早いので、つい飲み過ぎたということがなく、また体も温まります。お酒の種類に合わせ、お好みの適温でいただけるといいですね
『冷や』は20〜25度ぐらい
冷酒というと冷たいものをイメージしそうですが、香りを楽しまれる方は冷やで飲むことが多いのだとか。なるほどーです
冷ややぬる燗に 羽根のぐい飲み
一般のガラスは耐熱温度差が60℃なので、耐熱でないガラス器を使う場合は、いったん人肌までグラスを温めてから使うと熱燗温度もOKとなります(^^)v
#熱燗 #ぬる燗
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早い開花で、SNSにはたくさんの桜の写真がアップされています。今は性能の良いカメラがたくさんあって、プロ並みの写真ばかり。ピンクに癒され、、、そして桜酔いしそうなぐらいにうっとりです。
あの優しい色あいが、はんなりとしてよいのですよね
ガラスはほとんどの商品は彫ったままですが、このフォトフレームだけは着色を施しています。顔料彩色の柔らかい色合いです。
↑ こちらは着色前。光を通すと高級感は彫りっぱなしのほうが出ます。
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専門職の方へのご依頼はいろいろとあります。
神経や内蔵などの体の一部であったり、安全靴や消化器、特殊な工具や専門に扱っているパーツ類まで、普段注意してみることのないものばかり。でも、それらを専門にしている方にとっては、毎日目にしていてなんというか愛着のようなもの?さえわくのでしょう。それらを専門とされている方々が教授や役職にご就任されたり、または長年就かれていた役から御退官される際のお祝いとして、デザイン彫刻ではなく1点ものの工芸品としてご依頼いただくことがあります。
5年前にご依頼いただきました頭蓋骨を彫ったものです。
透明度の高いクリスタルのトロフィーに彫りました。文字部分はお見せできませんが、頭蓋骨の部分は掲載ご許可くださいました。とてもありがたいです。
頭蓋骨は理科室で標本を見たことしかなく、画像だけではどうなっているのか想像が難しだろうと模型も送ってくださいました。おかげでイメージしやすかったです。頭蓋骨もいろんなパーツからできているんですね(驚)こんなことがなかったらまじまじと見ることはなかったでしょうね
↑↑↑ この画像を元に製作
製作途中の写真です。彫る部分以外はマスクやガムテープなどで養生して、彫っていきます。深く彫ったところを再度マスクしたりで、彫りで表情をつけていきます。中央から右横に伸びているのが頬骨で、左の突起が乳様突起というものだそうです。うーーーーん、頬骨しかわからない。
工芸品は、少しハードル高いかもしれませんが、時間も手間もかけたその思いも含めてとっても喜ばれるようです。みんなで贈るときなどにご検討材料にしていただければ嬉しいです。
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少しだけでもガラス彫刻工芸を入れたいとのご依頼で定番人気のあるバラをタンブラーやワイングラスに入れることがあります。そういった場合はメッセージを入れることがほとんどなので、主役はやはりメッセージなのですね。ご感想をいただくたびに思います(お客様の声)
ガラス彫刻工芸は、通常のデザイン彫刻と違って、段差や彫りの深さ、丸みなどの彫り加減、そのほか地模様をつけたりなどでデザインを魅せています。
こちらが工芸彫刻。段差だけで表現したバラの彫刻です
デザイン彫りをしたバラ。ラインやシルエット、写真のもののように影絵のように彫る部分と彫らない部分だけで表現するようになります。
それぞれに見え方も魅力も違います。
一味違ったものや工芸品がお好きな方にはガラス彫刻工芸をメッセージを引き立てる添え物としてご利用いただけます。ガラス彫刻工芸はオンデマンドオーダーとなります
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お屠蘇やアペリティフに使える小さなグラス
色合いが人気だったのですが、廃盤になってしまいずいぶん経ちます。
この二層のガラスは、透明のガラスに紫のガラスを被(き)せてます。こういうガラスは被せガラスと言い、おなじみの切子などに使われる素材です。切子では、銅赤と呼ばれる真紅と瑠璃色のものははよく目にされるのではないでしょうか。写真のものは二層ですが、花器など三層以上に被せた被せガラスもあります。
サンドブラストは彫るとすりガラス状になります。透明部分は白っぽく、色味のある部分はソフトな色合いになります。それを利用しグラデーションをつけたりします。透明感と美しいキレのあるラインの切子とはまた違った魅力です(^^)
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絵が描けないのだけどオリジナルにしたいと思う方があれば、自分の描いた絵でオリジナルにしたいと思う方もあり、贈り物の形はそれぞれです。
今回は、後者の自分の描いた絵でオリジナル製作したいというご依頼分のご紹介です。ずいぶんと以前のご依頼のもので、確か父の日の贈り物だったと思います。
線画で描かれた絵をご入稿いただきました。
鉛筆のように細い線だけだと、通常の彫刻ではほとんど目立ちません。なので、線を太くしたものや塗り(黒のみ)を入れたものをご入稿いただければ、通常のデザイン彫刻ができます。このご依頼者には、通常のデザイン彫刻の方法と工芸彫刻の両方をご提案させていただき、工芸彫刻に決まりました。
かわいらしいデザインでした(^^)
手書きの文字があったかい♪
通常のデザイン彫刻は、専用の機械で白黒の原稿を元にマスクフィルムを製版して作ります。マスクの種類によってはかなり細い線まで再現が可能なので、文字などの彫刻に向いています。上の2枚目の写真の文字は、このマスクフィルムを使って彫っています。
工芸彫りは、厚みのあるマスクシートにデザインを描いたり印刷をしてガラス面に貼り、デザインカッターで手作業でカットし、彫る部分だけをめくっては彫って、また次をめくって彫ってを繰り返し、基本的には彫る深さや段差でデザインを魅せるので、非常に時間と手間のかかるものになります。
言葉で説明してもわかりづらいので
イルカのプレート製作中とか工芸彫刻の表現方法「立体彫り」とかご参照くださいね
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ビジネス上の贈り物を選ばれる基準で、上位に来るのが縁起が良いもの。
縁起については一つ一つに諸説があります。アトリエピジョンでは中国のお客様にギフトを贈るケースがたびたびあり、日本で良しとされている縁起が中国では真逆ということもあるようなのです。お伺いするたびに一つ事例が増えて皆様にもシェアできますが、もうほんとにいろいろとあるようなので、特に海外の場合は事前にチェックが必要そうです。
例えば、西洋ではトンボの呼び名である「Dragonfly」の名にあるdragon=竜が邪悪な存在で災いをもたらすものとされていますが、日本では、古事記にも記されている武勇伝もあり、「勝ち虫」としてとっても縁起のよいモチーフなんですね。
それでもエミールガレは、忌み嫌われているトンボなどのモチーフを多用していて、その作品は多くの方に愛されてますね!
それに一部の地域では神様トンボという呼び名のトンボがあり、田んぼの神様の化身とも考えられているそうです。
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