カテゴリー別アーカイブ: 5.人間関係

異性への誕生日プレゼント

ご依頼者からの質問より
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知り合いへの誕生日プレゼントを贈りたいが、相手は既婚女性
こういう時のプレゼントはどうしたものか

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ずいぶんと前にご依頼あった同様の事例をお話ししました。
相手の女性はハートが好きだったので、ハートを入れるのはまずいかとのことでした。なぜまずいのかがわからずお話を伺っていると、チーム内でパートナーを組んでいる女性でがんばっているのでメッセージを入れて贈ることを考えていたのですが、恋人でもなく、相手には彼氏もいるので変な誤解を招きはしないかということでした。
他に好きそうなモチーフはないかと伺うと、とにかくハートが好きなんだとか。
それほどまでに好きなら、メッセージを誤解を招かないものにすれば、彼氏さんも誤解する可能性は低いと思います。メッセージカードにでも「これからも仕事の良きパートナーとして、よろしくね。〇〇さんの好きなハートを入れてみたんだ」などと入れてみてはとお勧めしました。でも彼氏のことはわからないので断言はできませんよね。ということで、当初はグラスの予定が仕事場で使うアイテムに変更し、それにハートを入れることにしたのです。

また別の方の事例では、この方も既婚女性に贈るものでした。贈物の目的はお礼。
ご予算も少しあるし、今後のことも考えて、女性だけでなくその女性のご主人とも合わせてペアのネーム入りグラスを贈ることになりました。グラスにはメッセージは入れず、メッセージカードに日頃のお礼をしたためてました。
御主人やご家族の方にも贈るというのは退職御祝でもよくお勧めしているパターンで、自分の大切な人のことも一緒に見てくれていると感動も大きいようなんですね。

相手が異性である場合、気を遣うことも多いと思います。それだけに、ここでの心配りがより喜ばれる結果になることもあるので、じっくり考えたいところですね

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本当に大切なものを知ると、 強い勇気に変わる レディ・ゴディバの伝説

企業の名前やマークなどには様々な理念や思いが込められています。バレンタイン前のこの時期には多く目にするチョコレート企業の一つ、多くのファンを持つゴディバにもそんな由来があります。

1043年のこと。英国の小さな町コベントリーで領主になったレオフリック伯爵は、豊かで文化的な都市へ発展させようと決意しました。その決意通り、伯爵の活動は素晴らしく、初めに大修道院の建設を手掛け、この修道院が宗教的、社会的活動の中心となっていきました。が、次第に伯爵の野心は燃え上がり、次々と公共の建物を建てては税を増やし、あらゆるものを課税の対象としたのです。当然、領民は重税に苦しみます。

領主の妻である心優しいレディ・ゴディバは、貧しい領民にさらに重税を課すことがどんなに苦しい事かと伯爵に税を引き下げるよう願い出ました。野心に燃えてる伯爵は断りますが、彼女は何度も訴えます。この訴えについに伯爵は、あることを告げるのです「もしおまえが一糸まとわぬ姿で馬に乗り、コベントリーの町中を廻れたなら、その時は税を引き下げて建設計画を取り止めよう」と。

翌朝、彼女は一糸まとわぬ姿で町を廻りました。領民たちはそんな彼女の姿を見ないように、窓を閉ざし敬意を表したのです。伯爵はついに観念して約束を守り、税は引き下げられました。

ゴディバの創始者であるジョセフ・ドラップスと妻ガブリエルは、レディ・ゴディバの勇気と深い愛に感銘し、1926年ベルギーに誕生した自らのブランドにゴディバの名を冠し、その愛の精神をチョコレートに込め続けています。味わう人すべてを幸せで満たす芳醇な味わいは、人を思いやる深い愛を伝えるのだそう。(ゴディバHPより)

深い愛は本当に大切なものを見失いませんね。
受けとめることができた領民たちも素晴らしい。人の本当の姿ってとても暖かいものだと思います。一人では生きていけないから、大切な人のために生きることが自分の最大の幸福で自分を生かせることなのだと、そんな風に感じてます。

そして、これが最も深く最も貴重なギフトだと思っています

余談ですが、このレディ・ゴディバの深い愛をよこしまな欲でのぞき見したため失明した若者トムから「ピーピングトム|覗きやトム|」という言葉が生まれてます

 

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