素材(被せ硝子、クリア硝子等 厚みが10mmあると尚良いです^^)
一度モチーフの全体を立体的に彫り込み、シートを張り戻して更にパーツを彫り込んでいく 手のかかる技法です。できあがりが立体的で、高級感があります
1. トレーシングペーパーに彫りたい柄をトレースし、ゴムシートに転写します (沈め彫りの1.を参照) 2. 彫りたい素材の表面をアルコール等で汚れを綺麗にふき取ります 3. トレース済みのゴムシートを素材に貼り付け、彫りたくない部分を ガムテープで全て覆います (この画像は、ロックグラスの底部分を使用しています) 4. カッターでカットし、彫りたい部分のみ剥がします その際、後で彫りたす為、剥がしたゴムシートは取って置きます 5. 集塵BOXの中に入れ、彫ります。 まず、いるかの体全体の肉付きを表現します(写真左)。 逆レリーフは、肉付き良く彫る為に、かなり深く彫ります。 深く彫りすぎて、穴が開く事も・・・ 6. 体全体部分を彫った後に、取り置きしておいた ゴムシートを貼り戻します。その後、彫りたい部分(ひれなど)のみまたはがして彫ります ※鯉など鱗の表現は、5の素彫り(肉彫り)を施した後、はがしたマスクパーツを全て戻し、1枚づつ鱗を彫っていきます 7. 彫った面と反対側(ロックグラスの底に彫っているので、内側から見た状態です。側面には、イルカのシルエットと波を彫っています。 最後に、薬品を塗布して仕上げます。
サンドブラスト工芸 製作方法一覧